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離婚にまつわるコラム

主人の一言がきっかけで

 

離婚と言われて、主人に、「女の人とはどうなったの?」と聞きました。すると主人は、「付き合ってない」と言ってきました。別れたのかなと思ってもう一度聞くと、「一緒に飲みに行ったり、遊びに行ったりはしたけど、別に彼女とかそういう関係じゃない」と言いました。でも、主人は前に私に、確かに、「好きな人ができた」と言ってきたのです。私の思い違いではありません。その事を私が言うと、「そんな事は言ってない。知らない。憶えてない」と言ってきました。あまりにも腹が立ったので、こんな人とはすぐにでも離婚したいと思いました。子ども達を連れて、すぐに家を出たいと思ったのですが、気がつくと、私には、お金がありませんでした。主人は月収が手取り30万円くらいで、私が事務のパートをしてもそんなに余裕がある暮らしではなかったので、貯金もしていませんでした。子ども達にはとりあえず色んなことが決まってから言おうと思って、内緒にしていました。子ども達が居ない時や夜遅くに、主人と離婚の話し合いをしました。私は、子どもは母親が育てるのが普通だと思っていたので、当然そうなるだろうと思ったのですが、主人は、「子ども達は置いて行け」と言ってきました。まさか、男が一人で子ども達の面倒を見られるはずがないと思って、「無理だよ」と言い返しましたが、でも、私のほうにはお金がなかったのです。いつまでも時間をかけて話し合っても、正直まったくムダなような気がしました。離婚の時、テレビでよく『調停』とか『裁判』とか言っていたのを見ていたので、言葉だけは知っていました。どうせなら、調停や裁判をやって、はっきりさせたほうがいいのではないかと思って主人に言ってみると、「そんな時間はない。忙しい」と言って断られました。インターネットで調べてみたら、調停をしても、弁護士を頼むとお金がかかり、頼まなかった場合でも、両方が納得しないと効果はないというようなことが書いてありました。私の希望は、子ども達と一緒に暮らせる事と、主人からお金をもらう事でしたが、主人は納得してくれないだろうと思いました。どっちにしても、時間をかけて、主人と話し合っていかなくてはいけないと思いました。

 

よく、芸能人の離婚の時に『親権は妻が』とか言っているのを見ていたので、私自身も親権を自分のものにしたいと思いました。でも、私は法律とか、そういう事に関してはまったくの素人で、親権がどうしたと言っても、どんな法律があって、どんな決まりになっているのかも知りません。だから、主人との話し合いの時でも、詳しく知りもしないのに親権という言葉だけやたらと使っていました。子ども達は長女18歳、長男16歳で、もう自分の事は自分でできる年だったので、主人からお金さえもらえば私一人で育てられると思いました。変な言い方ですが、主人のほうは、男一人の生活のほうがどう考えても楽なはずなのに、どうして子ども達が必要だと言ってくるのか、私は分かりませんでした。もしかしたら、私に対抗する気で、私を困らせようと思って言ってきているのではないかと思いました。子育てに関しても、子ども達がまだ手がかかる年頃だった頃、主人は普通に手伝ってはくれましたが、大事なことは全面的に私に任せている感じがあったので、子どもにはあまり興味がないのかなと思っていた私は、余計に不思議でした。「私が親権を取っても、会いたいと言ったら会わせてあげるから」と主人に言いました。本当は、別れた後は主人とは会いたくもないし、子ども達とも会ってほしくなかったけど、そうでも言わないと納得してもらえないので言いました。主人は少し心が動いた感じでしたが、納得はしてくれませんでした。

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